ネット利回り

不動産投資を考え、実際に物件を購入すると言った際、運営コストとしてどれくらいの金額がかかるのかということを知ることができれば、ネット利回りを算出し、グロス利回りと比較し、実際にどれくらいの差異があるかという事に着目し、効率的な対策を考慮しながら運営していくことが可能になると言えるのではないでしょうか。不動産を購入する時と、不動産を運営する時にかかる諸費用や手数料を考慮した上で計算する利回りは「ネット利回り」と呼ばれており、グロス利回りなどと言ったほかの計算式よりも、より現実の収支に近い金額を求めることができるとされているようです。ネット利回りを計算する場合には、ひとまず空室率は無視することがほとんどのようです。また、運営上で発生してくるであろう突発的な修繕費や、月々のローン返済額、家賃収入などにかかる所得税や住民税なども無視しておくとされており、基本的に、どこのどのような人が購入しても同じ様にかかってくると言った部分だけを計算する式になっているとされています。不動産投資の運営上、家賃から引かれる諸費用というのは、1棟ごとに所有しているマンションより、区分所有のマンションの場合のほうが割合として大きくなる傾向にあるということが見られるでしょう。これは、家賃の額にかかわらず一定の管理費が必要になるためと言えるからでしょう。土地付き1棟ものの物件を購入している場合には、管理費や修繕積立金は、いくらでも自分でコントロールできるとされているため、数字の良し悪しもコントロールによって変動させることが可能であると言えるのではないでしょうか。こういった面から見ても、不動産投資を考え、物件を購入する際には、あらかじめ多方面からの様々な費用を計算して実行していくことが重要と言えるのではないでしょうか。